美藤定のひとり言Blog

2012年へ

2011/12/19
 庭の紅葉も散り、西風が北風に変わり、寒い冬がやって来る頃、薪作りは私の毎年恒例の仕事だ。山のように積まれたクヌギや、桜、タモ、栗、等の雑木を一本づつ斧で割ってゆく。一日に全部は出来ないので、少しづつ割ってゆく。結構体力がいる仕事ではあるが、「パーン」という音と共に一振りで薪が割れる瞬間は、何とも爽快だ。たまには、中学生の息子も手伝ってくれる。やがて、薪作りを終える頃、白い雪が降り始める。私達は....

鈴鹿8時間耐久レース 2011

2011/08/06
今年も暑い熱い、8耐が終わった。リーマンショック、東日本大震災、そして記録的な円高。世界に、そして日本に降りかかる数々の試練。原子力発電所事故の影響で、次々と運転停止して再稼動できない原発が増えていき、電力が足りない国になってしまった状況下、節電協力という理由で開始を2時間早めてスタートを切った。この8耐にも、カワサキ、スズキを中心に多くのユーザーの方々に「JBマグタン」を使っていただいている。ホ....

多忙の中の「癒し」と「楽しみ」

2011/06/23
ブログ更新がご無沙汰してしまった。3月11日以来、次々と起こる難問や試練の中、時間ばかりが過ぎて行った。この大震災で被災された方々にとっては本当に困難な時間であったと思う。これからも短期間で乗り越えられる問題ではないが、心からお見舞いを申し上げ、頑張ってこの状況を乗り越えて再生されることを祈らずにはいられない。2011年は、岡山県湯原温泉でのZ1300クラブのオーナーズミーティングや、但馬空港での第1回JB-POWE....

Z1300のコンプリートバイクがついに完成!

2011/02/17
1978年のドイツ・ケルンショーで華々しくデビューしたカワサキのZ1300。そのスペックは直列6気筒の水冷DOHC2バルブの1286ccで、国産メーカーの車両としては当時最大の排気量を誇っていた。6気筒モデルとしてはホンダのCBX1000の後発ではあるものの、カワサキがZ1300をフラッグシップモデルとして位置付けていたことは、世界中のメディアを地中海のマルタ島やアメリカのデスバレーに招待して開かれた発表試乗会からも窺える。非常....

新しい年に思う。

2011/01/26
新しい年に思う。 年末から降り出した雪が根雪になって毎日降ったり止んだりだが、閉ざされた白銀の世界の中で毎日、雪かきと仕事に追われる日々が続く。正月早々アメリカのマイケル・ジョーダンチームから今期、AMAスーパーバイク用ホイールの注文が来た。昨年初めより開発を進めて来たKZ1300−6のホイールも注文が入った。長年取り組んで来たZ1用クランクシャフトのオーバーホール、メイン及びロッド新品ベアリング交換、コンロッド....
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プロフィール 美藤 定 (びとう じょう)美藤 定 (びとう じょう)

1952年兵庫県豊岡市生まれ。高校3年の夏休みに250ccバイクで日本一周する。24歳で愛車Z2とともに渡米し、北米大陸2万キロの旅に出る。ここで立ち寄ったヨシムラR&Dでのアルバイトがきっかけでレーシングメカの修行を積み欧米を転戦。その後はホンダR&Dに入社し、アメリカホンダやグランプリチームのメカニックとして世界各国を転戦。1983年にはGPチームを辞して世界一周の旅に出る。一時帰国の際、故郷の豊岡にBITO R&Dを創業、レース部品の製造やチューニングを開始。1999年に市販としては世界初となるマグネシウム鍛造ホイール“マグ鍛”の製品化に成功。2001年には川崎重工業鰍フワークスレーサーに採用され、全日本スーパーバイク選手権において3連勝するなど、目覚ましいパフォーマンスを見せつける。2002年にはスズキ鰍フワークスレーサーGSXR-750(スーパーバイク)やGSV-R(MotoGP)、川崎重工のZX−RR(MotoGP)に全面採用された。2009年にJB4を発売。現在、全日本選手権をはじめワールドスーパーバイク選手権、AMA(全米選手権等、世界のロードレースでワークレーサーに使用され活躍中。また、50数年のバイク人生で得た多くの哲学とノウハウ、テクノロジーを駆使したカスタムバイクを創り続けている。
BITO R&D